活性酸素と肥満
活性酸素と言う言葉をよく耳にしますね。活性酸素とは空気中にある酸素よりもはるかに酸化力の強い酸素のことです。体やお肌の老化の要因の1つでもあります。
1)肥満の人は活性酸素量が多い
肥満の人の体は痩せている人よりも体積が増えて、おのずと血管も多くなるので、そこでの活性酸素の発生量が増えてしまうことが原因です。
又、最近,肥満した脂肪細胞では活性酸素の生成 酵素が高まり消去酵 素が低下して,活性酸素種が増加することが見 出され,これが原因となってアディポネクチン をはじめとするアディポサイトカインの合成・ 分泌が異常となることが明らかとなった。
また、食生活などによって太った人たちは、多くの場合が脂質や肉料理を好み、野菜の摂取が少なくなっています。
こうした諸原因は、肥満と活性酸素の増加を同時に引き起こし、悪循環の中に身を置くこととなります。
2)活性酸素と肥満の関係
活性酸素の発生は、肥満によって増加します。
そうすることで、体の中の活性酸素量は過剰になり、悪影響をもたらすこととなります。また、活性酸素は肥満の人の体内環境を悪くすることで、さらに太りやすくしたり、生活習慣病の発症率を高めたりすることもあります。
活性酸素と肥満は、お互いに深く結びついているのです。
体内で過剰な活性酸素が発生することによって、私たちの細胞が酸化され、体やお肌に老化の現象が現れてきます。