💖肌で起こる悪魔のサイクル
私たちの肌の老化は大きく分けて、光老化と加齢老化に分けることができます。
そしてその70%が光老化で、これをいかに防ぐがかが大きな問題なのです。
光老化の犯人は紫外線で、紫外線は皮膚内部で一重項酸素と言う非常に
強力な活性酸素を生み出し、皮膚の細胞膜(燐脂質、コレステロールなど)を
脂質ラジカルに変化させて、その脂質ラジカルは酸素と反応することによって
脂質ペルオキシラジカルに変化し、、細胞膜で過酸化脂質を発生させます。
さらにこの(過酸化脂質は鉄と反応することで出ている脂質ペルオキシラジカルを
発生させ、悪魔のサイクルが起こり皮膚細胞をさびつかさせます。
紫外線→→→一重項酸素→→→脂質ラジカル→→→脂質ペルオキシラジカル→→→
過酸化脂質→→→脂質ペルオキシラジカル→→→過酸化脂質→→→
脂質ペルオキシラジカル→→→過酸化脂質→→→→・・・・・・・・・・→→→→
●これにストップ!をかけるには・・・
これにストップをかけるのが、脂溶性(細胞膜で動く)のカロチノイドやビタミンEです
●組み合わせて取ると効力アップ 体内に吸収されたカルチノイドは、
種類によって異なる臓器に貯蔵される傾向があることや、
(βカロチンは心臓、膵臓、皮膚に、ルテインは水晶体、網膜に、
リコピンは肝臓、前立腺、乳腺)また、病気になると特定のカルチノイドの血液濃度が下がる
こともわかってきました。1つのカロチノイドではなく、いろいろな種類の複合したカルチノイド
を摂取すると良いと言われています。 《カルチノイドの種類、多く含む食べ物》
▼Βカロチン(黄色い色の色素) かぼちゃ、シソ、ニンジン、アシタバ、ほうれん草、
▼αカロチン(黄色の色素) にんじん、かぼちゃ、パーム油
▼リコピン(赤色の色素) トマト、トマト製品、柿、スイカ
▼クリプトキサンチン(オレンジ色の色素)みかん、柿、琵琶、とうもろこし、レモン、赤ピーマン
▼ルテイン(黄色の色素)ほうれん草、ブロッコリー、芽キャベツ、そば、とうもろこし
▼ゼアキサンチン(オレンジ色の色素) クコ、レバー、卵を、ブロッコリー、オレンジ、とうもろこし、マンゴー、
▼カプサイシン(赤色の色素) 唐辛子、ししとう
▼アスタキサンチン(赤色の色素) 鮭、大、カニ、いくら、エビ
▼カンタキサンチン(赤色の色素) 食用キノコ、鮭、ます