長寿ホルモン・アディポネクチン

長寿ホルモン・アディポネクチン

💖長寿ホルモン・【アディポネクチン】

【アディポネクチン】。・・この名前聞いたことありますか?日本人が発見した有名なホルモンの名前です。実は私たちの内臓脂肪の細胞から分泌しています。最近このホルモンが長寿ホルモンであることが解明されてきました。

●長寿者に多い長寿ホルモン

アディポネクチンは1995年に大阪大学の研究者らによって発見されたホルモンです。内臓脂肪から分泌され、肥満や糖尿病、動脈硬化の予防など、体によいとされるさまざまな働きをすることがわかっています。

アディポネクチンは、脂肪細胞から分泌される超善玉ホルモンです。
慶應義塾大学の研究では超高齢者(100歳以上)の血中アディポネクチン値は、平均の2倍以上あると報告されています岡部クリニックでも、1,700名以上の方のアディポネクチン値を、各年代で比較したところ、75歳以上から急に平均値が高くなることがわかりました。



一般的にホルモンは、加齢とともに分泌量が減ります。つまり、アディポネクチンも年齢を重ねるごとに分泌量が増えていくのではなく、《もともとアディポネクチンの高い人が長生きをしている》と考えられています。これが、アディポネクチン=長寿ホルモンたる所以です。

マウスの実験では、内臓脂肪が多くメタボリックシンドロームになると、寿命は短命化しますが、このマウスに遺伝子操作でアディポネクチンを増やすと、寿命が延びることが証明されています。


 

 

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