💖米ぬかの効果《若さの秘密》💖
1)美肌・美白効果
米ぬかには美肌や美白効果があるといわれています。日本では昔から秋田美人や新潟美人など「米どころに美人が多い」といわれてきました。米ぬかには抗酸化作用のある成分が豊富に含まれており、ビタミンB群やミネラルは皮膚の新陳代謝を促す働きがあります。また、米ぬかに含まれるセラミドは、肌の水分を保つことでバリア機能をはたします。さらに、米ぬかに含まれるセラミドやフェルラ酸にはメラニンの生成を抑制する働きもあることから、美肌や美白効果があります。そのため、美容の分野では米ぬかを使った化粧品や石鹸などに利用されています。
2)便秘を解消する効果
米ぬかに含まれる食物繊維には便秘を解消する効果があります。便秘になると腸内に老廃物が溜まり、それが腐敗すると増殖した有害菌が自立神経の働きを阻害し、肌荒れや免疫力の低下の原因にもなります。食物繊維は、腸内の老廃物の排泄を助ける働きがあるだけでなく、善玉菌を増やす作用もあるため、腸内の環境を整える効果があります。そのため便秘症には効果的な成分です。
3)高血圧を予防する効果
米ぬかに含まれるGABAは腎臓の働きを高め、血圧の上昇の原因となる塩分(ナトリウム)を排出する効果があるといわれています。GABAには動脈硬化を引き起こすコレステロールの増加を抑制する働きもあることから、高血圧の原因のひとつとなる動脈硬化の予防に期待されています。さらに、GABAは正常血圧には影響せず、高血圧に対してのみ血圧降下作用を発揮するということもわかっています。また、米ぬかに含まれるリノール酸やGABAには血中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きもあります。
4)アルツハイマー病を予防する効果
米ぬかに含まれるフェルラ酸には、アルツハイマー病を予防する効果があります。脳ではβ-アミロイドペプチド[※5]という成分が常に作られ、分解されています。このβ-アミロイドペプチドが脳に蓄積されるとアルツハイマー病の原因になるといわれています。フェルラ酸にはβ-アミロイドペプチドの分解を助ける働きがあるためアルツハイマー病の予防効果があるといわれています。また、傷ついた脳細胞を修復し、細胞が死んでしまうことを防ぐ脳細胞保護作用もあるため、学習記憶向上作用も期待できます。